KANTA通信 2010.7 No.59
 関西ナショナル・トラスト協会
(KANTA)
編集・発行/(特活)関西ナショナル・トラスト協会(KANTA)
発行:沖田文明 編集:KANTA広報室
〒550-0002 大阪市西区江戸堀1-2-16 官報ビル5階
 (社)アジア協会アジア友の会内
TEL 06-6444-0587 FAX 06-6444-0581
E-mail Kanta@jafs.or.jp

 関西の美しい水田風景や山林、歴史景観と生活環境を守る運動
  
冬野菜種まきと冬野菜苗植え付け
 
美山冬野菜大収穫祭
 12月23日(祝)に冬野菜の大収穫祭を美山町KANTA農園にて行います。
KANTA美山楽舎増築が完成して、1年近くなりますが、今年中に会員が1回は美山楽舎を訪れるようにと考え、正月用に冬野菜の大収穫祭を企画しました。金時にんじん、聖護院かぶら、聖護院大根、青首大根、九条ねぎ、キャベツ、ブロッコリー、等です。昼食はとれとれ野菜で美山の地鶏鍋でも囲んで交流し、冬野菜のお土産を持ち帰る予定です。下記の予定で行いますので皆様お誘いの上ご参加下さい。
       記
1.日時 平成21年12月23日(祝)
     午前9時集合出発
2.集合場所
  地下鉄四つ橋線肥後橋駅上がる、
  (社)アジア協会アジア友の会前
3.行き先 京都府南丹市美山町大内
4.乗り物 自家用車載り合わせ、車   にて参加の方乗り合せにご協力お   願いします。乗り合わせは事務局   にて調整します。
5.参加費 ガソリン代・昼食代など
      2.500円
6.参加申込み
  関西ナショナルトラスト事務局 
  рO6(6444)0587 

 8月の22日〜23日にかけて予定通り美山町に農作業に行きました。
 夏野菜は、ナスのみを残してすべて撤去しました。美味しかった万願寺とうがらし、かぼちゃ、きゅうり、インゲン豆、とうもろこしです、まだ実が生りそうな木も有ったが冬野菜の植える場所確保の為撤去し、予定では、2日間で耕して種まきと苗の植え付けまでしてしまうつもりでしたが、明け方までの大雨により畑が柔らかく耕運機による作業がやりにくいので種まきまで出来ませんでした。その代わり急遽9月3日(木)に行うことにしました。あまり遅くなると成長が遅れるので、ギリギリの日程です。
 参加者は、2人でしたが地主に、ブロッコリーとキャベツの苗を作ってもらっていましたので植え付けを手伝ってもらいました。冬野菜種まきは、青首大根、聖護院大根、聖護院かぶら、金時にんじんです。百坪の土地に冬野菜の植え付けと種まきで夕方6時頃までかかりました。
 6時半ごろになると日が暮れてきます。
 何とか作業を終わり、今後の水かけ等は地主にお願いしています、地主には農地の借地から耕運、水かけ、苗作り、農業指導、など全面的に協力して貰っています。
 9月30日(水)今日は、総勢5名で美山楽舎の管理作業と農作業です。9月3日に蒔いた種は、順調に成長し、本葉も4〜5枚でているので間引きをする 、うずくまっての作業なので太ももが痛くなります。
 半日かかって間引きと施肥を行いました。次回は、10月末頃にしか行けません、もっと頻繁に行って手入れをしないとうまく育ちませんが。
 12月に冬野菜の大収穫祭を行う予定です、それまでに大きく育つよう、育ってくれるように期待しましょう。
 
美山町奧庵堂祭りに参加して 沖田 文明

 10月29日に美山町大内地区で開催された奧庵堂祭りに参加して、庵にお坊さんに来てもらいお経を上げてもらって地区の皆様がうやうやしくお参りをします。そこで奧庵堂の由来を聞きましたので記事にしました。
 「第十九代允恭天皇の第一皇子を木梨軽皇子と言い(現在の皇太子)西暦452年、わけあってこの地に住まわれる事となりました。(現在の紫摩城)この地を大内となずけられたのです。(大内とは天使の宮殿)ちなみに645年は、大化の改新です。463年薨去せられし皇子を南山の麓に埋めるとあり、命日を例祭日として、毎年10月29日に行なっているのです。現在庵の左側にお墓があり皆がおまいりされています。
明治になり、この地を御陵にしたいとの思いから京都府に申請をされましたが、
あまりにも狭いからとの理由で許可されなかった様です。その申請書の控えが区に保存されています。皇室をはじめ、豪族たちが夏場水遊びをしたとされる所を大内淵と言い、今も行政範囲はそこまでです。美山楽舎はそのような場所にあり皆さんは木梨軽皇子の末孫ではないかと思われます。非常に格式のある場所です。私もこのような話を聞いて我々のところは聖徳太子の時代で日本でも最も古いところであると自負しておりましたがもっと古い所もあるものであると驚きました。

「淀川と土佐日記」 講座始まる

 10月18日(日)午後2時より「淀川と土佐日記」いう題で大阪成蹊短期大学教授久保田孝夫先生(表現文化学科長)をお迎えして行いました。
 参加者は12名と少なかったのですが、先生の濃厚な話に耳を傾けていました。
 皆様ご存知のように、土佐日記は、紀貫之が土佐の国司の任を終えて、土佐から京都へ帰る様子を女性が書いたような文体で書き留めたものです。
 18日の講演はその中でも大阪から淀川を上り京に着くまでの話を興味深く話していただきました。
 なかでも、昔の淀川河口は、上町台地より西は、三角州が多くあり、どこを通って京に上ったか解らないのですが、当時は遡上するときは曳き船人足により船を引っ張って上るのが普通であったので、いまの神崎川を引っ張りながら遡上したのであろう、このことを歴史学者のように現地を確認しながら考証しておられました。
 もう一つ高槻から京都へ上るのに日記では時間がかかり過ぎている、このことは紀貫之が土佐へ赴任している間に政変があり貫之を贔屓にしてくれていた上司の失脚により、高槻の国府に政情を伺っていたので高槻に滞在していたという話をお聞きしました。講座終了後数人で先生を囲んで懇親会を行いました。その中で次回は枚方から大阪まで川下りをし船の中で現地を見ながら行ってはどうか、やはり行うなら花見の季節ですねということになり4月ごろ行ってはということで計画を進めています。ご期待下さい。
  
  
淀川歴史クルーズ ウォーカソンINなら

 歴史クルーズとなずけて枚方船着場から(旧船宿鍵屋)見学後、淀川を枚方〜毛馬閘門〜旧淀川〜道頓堀川〜湊町まで桜の花咲く頃に川下りを行ないます。今回は船の上で淀川の歴史の話を聞きながらクルーズしてみませんか。
 10月に紀貫之の土佐日記の話をしていただいた大阪成蹊短期大学教授久保田先生にその後の紀貫之とか、他の淀川にゆかりの歴史の話をしていただく予定です。下記の予定で行ないますので皆様の参加をお待ちしています。今回は船の定員の関係で50名の募集です。
            
1.日 時
  平成22年3月27日(土曜日)
  午前10時30分
2.集合場所
枚方市立枚方宿鍵屋資料館
(072・843・5128)
3.行き先
 枚方市淀川資料館〜枚方船着場(乗船は午後1時)
淀川〜毛馬閘門〜大川〜東横堀川 水門〜東横掘川〜道頓堀川〜湊町 船着場(到着は午後4時頃予定)
4.参加費
   乗船代・会 員=4,000円
      ・会員外=4,500円
5.参加申込み 
  関西ナショナルトラスト協会事務局
  電話:06・6444・0587

2010年2月11日(祝)奈良東大寺二月堂お水取りに寄進されるお松明の竹を京田辺から二月堂まで運びます。8メートルの太い真竹で、根っこがついたままなので70kg.以上あります。根っこは松明のバランスをとるのに必要で、火から離れて持つことができ火傷をしないのです。竹の先頭には竹筒がぶら下げてあって、沿道のお家から二月堂へのお賽銭を頂いたりします。途中の天害門では、歓迎のセレモニーが行なわれます。運ぶ真竹は、7本です。
左記のとおり行なわれますので参加者は事務局までご連絡ください。
             
竹運び隊
@竹の掘り起こし 集合:午前7時 
 転害門から自家用車で現地へ向かいます。
 午前8時京田辺(同志社大学の近く) で竹の掘り起こし→午前9時普賢寺で 安全祈願の後、奈良坂へ向けて自動車 で出発。
A竹送り 
 集合:午前10時奈良坂バス停
 竹を担いだり大八車に積んで二月堂ま で運びます。
 出発10時30分奈良坂バス停前→11時転 害門→11時30分県庁前→氷室神社→東 大寺南大門→11時45分大仏殿前→
 二月堂(到着後解散)
集合場所@は午前7時転害門、
Aは午前10時奈良阪バス停
参加費:1000円
持ち物:水筒、タオル、防寒着など、
その他:ウォーカソン終了後は、ご自由に散策を、
申込み:
 
関西ナショナルトラスト教会事務局 06(6444)0587
  
 水都大阪2009に事業参加
KANTA常任理事 岡村 悦治
 近畿地方整備局、大阪府、大阪市と関西の協賛企業等が実行委員会(会長 平松邦夫大阪市長)を形成して『川と生きる都市・大阪』をテーマに中之島エリアを中心として大阪市内各所で、8月22日(土)から10月12日(祝)の52日間、市民参加型の大イベントを展開。
 KANTAは「水辺の社会実験」部門に参加、平成21年春、JAFS事務所と隣接する土佐堀川の上流部:大川(旧淀川)の水環境・生き物・歴史文化を調べ、次代につなぐべき「川とまちと人々」の環境文化をみんなで“考える場”を作ろうと、『ふるさと淀川物語:大川編』と題する企画を実行委員会に提案。
いくつかの課題について、大阪府の関係部署や実行委員会事務局等と意見調整したり、指導を受けて実施案を固めました。

〇いよいよシジミ調査漁の実施
 大阪府の特別許可の下、大阪市漁業協同組合さんのご協力を得て8月19日大川でシジミのテスト調査漁を行ないました。関東から来阪された若手アーチスト水内貴英氏もゴミを採取する為に同乗。都島橋から源八橋(OAP)あたりまでのエリアで、何種類もの貝が採れました。バイクのサドル・ビニール傘・ゴム長靴の片方・折れた杭などゴミも各種とれました。
〇本格的調査(シジミ・水・川床の泥等)を大阪府の水産技術センター、大阪市漁協、水中ダイバー城者さんのご協力を得て9月2日(水)に大川の都島橋から堂島川の難波橋あたりまで行なった。新淀川(塚本エリア)については、漁協さんと水産技術センターさんのご協力で9月3日(木)に行なった。大川の都島橋エリアでは、水中調査(撮影)も行なった。このことは近年例がないケースだと思われます。
ホームラン!!
(大きな声で言わないほうが・・・)
 都島橋から源八橋(OAP)手前ぐらいまでは、意外にも、水環境は比較的良い方で多種類の貝が多く採れました。蛍の発育に貢献する貝(?)、手を軽く握ったくらいの黒色の貝とか。小指の爪の半分くらいの貝とか。大きな問題も発見。外来種の貝が繁殖していました。
源八橋から以西の水環境は悪かったです。堂島川の難波橋あたりでは外来種の貝ぐらい。在来種は超希少(?)。この悪さは、大川に大阪城の横から流れ込む寝屋川に起因します。この調査で得た生きたサンプルや記録映像・写真は、催事本番日に公開。
〇京阪天満橋八軒家浜船着場会場でブース出展
 KANTAの『ふるさと淀川物語:大川編』は、9月19日(土)、20日(日)の両日、テント2張りのスペースで次の事を行ないました。
@調査漁の成果を生のサンプル(貝・水・川床の泥等)と記録写真・映像を公開報告(漁師さんの解説付き)
A大阪三郷の天保年間の古地図(しじみ川が記録された)、大川端江戸後期の風情(ざこば、青物市場、川魚市場、米市場、川ざらえの法被、中之島と橋の数々ほか)を快闊に描いた図絵(大阪城天守閣所蔵品)を展示紹介
B八軒家浜の水質実験コーナー(対象:子ども200人)
岡田博明先生(理学博士)ご協力
C9月19日午後:精密生物画家小村一也先生ご協力で、川で採った石の上に淡水魚の絵を描く実演(観衆60人ほど)
D9月20日午後:「淀川の天然記念物イタセンパラのお話し」を、30数年のフィールド・ワーク歴の河合典彦先生(淀川水系イタセンパラ研究会)のご協力で(聴衆30人位)ブース来場者延べ577人。
来場者の2割ぐらいの人々が、熱心または真摯なスタンスの方々であった。
お一人様、中年ご夫婦、若いカップル、若い家族などなど。
「水都大阪2009」は、アート系催事が大半。
「足もとの自然」や「河川とまちと人々」「歴史・文化」をコアとする企画は少なかった。
 ある朝、魚が腹を見せて川面に浮いていました。川の中は汚れています。川面から上は明るく賑やかでした。
 朝から夜まで。
 「人間」も自然の中の一介の動物です。
足もとの自然にも目や耳をかたむけて、健やかな共存共育の環境に再生させるべきだと強く思いました。
 ここで感動ネタをご紹介します。大川でゴミを採った水内さんは9月25日から9月27日の間、「水辺の文化座」で『川を身につける』と言うワークショップを開かれました。
 川の中のゴミたちが可愛い人たちのアクセサリーに変身していました。
心ある着想と発想の転換。素材を磨き工夫される指先に、新たな輝きが生まれていました。感動です。
この企画は、文中でご紹介しました皆様のご協力と、陰でご配慮・応援くださった方々、ご来場くださった皆様のお陰で出来ました。心から皆様に感謝しています。KANTAの仲間、JAFSの皆様にも感謝です。
尚、来場者の中でも「有難う」や「淀川にしじみがいるんや」と感動の声をかけてくださった方々がおられました。
 何よりの成果だと思います。 こちらこそ有難うございました。
  
平成20年KANTA年間行事予定
カンタ定例
理事会
担当理事
カンタ全体
行事
担当理事
自然環境スタディーツァー
担当理事
沖田、岡村
三宅、下野
歴史環境
担当理事
中島、中岡
石原、北村
生活環境
エコライフ
担当理事
岡村,沖田、中岡
KANTA機関紙
編集委員
担当理事
市來、岩崎
10月 10月6日
常任理事会
10月30日(金)
美山樂舎農作業
    10月3日(土)

土佐堀クリーン
作戦
※カンタの行事は会員のみなさんが自由に参加できます。

カンタミニ通信などで詳細をお知らせしております。
詳細は事務局までお問合せ下さい。
11月 11月10日(火)
常任理事会
11月8日(日)
樂舎農作業
     
12月 12月5日(土)
全体理事会
12月23日(祝)
美山樂舎
大収穫祭
     
2010年
1月
1月5日(火)
常任理事会
  綾部蔵人体験(未)
宝塚廃線ハイク(未)
   
2月 2月2日(火)
常任理事会
  2月堂お水取り、松明の竹運び 2月11日(水)
※千数百年も続く古式豊かな行事です。歴史に触れてみませんか。
  2月6日(日)

土佐堀クリーン
作戦
3月 3月13日(土)
全体理事会 
3月17日(水)
美山樂舎農作業
よみがえれ森 太子町王陵の谷
太子町ウォーカソン

3月27日(土)
淀川歴史探訪
淀川歴史クルーズ
 
4月 4月6日(火)
常任理事会
KANTA通信
4月18日(水)
美山樂舎農作業
    4月3日(土)

土佐堀クリーン
作戦
改装基金募金要項
 雨漏りが激しく、一番急がれていた屋根の修理も終わり、風呂・洗面所・トイレ等の設置も済み宿泊が出来るようになりました。
まだまだ、改修しなければならない箇所が沢山あり、引き続き募金をお願いしております。
※修理予定箇所:2階雨戸・畳・1階,2階床・家屋周り
T.募金目標 (第二次目標500万円)
 A.畳一枚分寄付1万円 B.その他金額自由 
※ご寄付はJAFS事務局又はKANTA事務局で受付けてお ります。ご寄付者のお名前を屋内に掲示し、永く感 謝の意を伝えます。
T.技術者募集。( 趣味を活かしませんか)!
 家屋修繕・配管・電気・掃除等,特殊技術をお持ちの方は是非ともお手伝い下さい。
美山楽舎では、周囲の畑で野菜などを作り、現代風な機械類を廃し、昔ながらの生活が出来るよう工夫してエコ生活を楽しみましょう。