KANTA通信 2009.6 No.58
 関西ナショナル・トラスト協会
(KANTA)
編集・発行/(特活)関西ナショナル・トラスト協会(KANTA)
発行:沖田文明 編集:KANTA広報室
〒550-0002 大阪市西区江戸堀1-2-16 官報ビル5階
 (社)アジア協会アジア友の会内
TEL 06-6444-0587 FAX 06-6444-0581
E-mail Kanta@jafs.or.jp

 関西の美しい水田風景や山林、歴史景観と生活環境を守る運動
  
美山楽舎いよいよ活動開始★地域交流会をしました
 3月28日午後5時から8時まで、美山楽舎の風呂、トイレ、台所の増築が完成しましたので地元住民の皆様にお披露目と交流をかねて交流会を開催しました。地元家屋数は、29戸で全戸に招待状を送り115人の方が出席してくださいました、我々はKANTA会員とJAFS会員15名が出席し、計30名の交流パーティです。JAFSの村上事務局長とKANTA沖田代表理事が美山楽舎増築完成にあたり、これから本格的に建物を活用し皆様とも交流をしていきたいという旨の挨拶をしました。地元からは区長の挨拶に続き、乾杯の発声をして頂き交流会開始です。手作りの豪華な和洋折衷パーティ料理を頂きながら、先ずは顔見知りの方々に挨拶です。初めて顔合せをする者同士でも、そこは皆さん場慣れされていますので和やかに進みます。
 交流会の会話の中で、地元としては地域で開催される色々な行事に参加してもらいたいようです。
 今年は先ず手始めに出来ることからという話し合いで、昨年8月と9月に楽舎の前の土地を耕し、冬野菜の植え付け準備をしましたが、農地ではない為耕せないことが判明し、このたび農地を百坪ほど借りることが出来、京都伝統野菜を植えることになりました。五月の連休明けに植え付け作業を行い、これからは月に二回は草引き、施肥をする必用があります。どんな野菜を植えるか、地主と相談して進めていくことになりました。
 地主はプロの専業農家ですから農業指導を受けながら楽しく農作業をしていけば、収穫も大きいと思います。
                        KANTA代表理事 沖田 文明

特活)関西ナショナルトラスト協会
平成21年度第11回通常総会報告
20年度活動報告及び決算承認並びに21年度活動計画及び予算案を承認
 去る5月16日(土)第11回KANTA通常総会が開催されました。
 三宅理事が、正会員数71名、出席会員数51名(内委任状34名)で総会は適法に成立している旨を延べ、開会を宣した。 議長に北村高保理事を選任して議事が進行しました。活動報告は沖田代表理事、決算報告は中岡担当理事が説明され岡田監事から監査報告がなされ、議場に諮ったところ満場一致で承認されました。続いて21年度の活動計画並びに予算案の説明が担当理事よりあり、それぞれ満場一致で承認され定刻に終了しました。
 今年は特に事業計画に美山町での活動が盛込まれており、会員は一度は美山を訪れて自然と文化を体験してください。

KANTAファーム(仮称)
名前募集します。あなただったらどんな農園にしたいですか?
EM農法で有機栽培を目指します!
     ■野菜づくりスケジュール■

      援農隊を募集します!
      (車に乗り合せて参ります)
大地に触れて快い汗を流しませんか?

6月24日    作業:除草・水遣り・家屋周り清掃
7月4・5,18日 作業:除草・水遣り・家屋周り清掃
         夏野菜の収穫と試食会
8月22,23日  作業:除草・水遣り・家屋周り清掃           夏野菜の収穫と試食会  

いずれも:9時アジア協会出発、17時帰宅
   ご連絡はKANTA事務局へ(佐藤)
                  
 夏野菜の植え付けは時期がありますので5月20日に植え付けに行きました。約百坪ありますので、万願寺唐辛子24本、かぼちゃ10本、三度豆二筋七四株、なすび20本、きゅうり20本、九条ねぎ一畝、とうもろこし50本、と青紫蘇少々を植えてきました。これからは水遣り、草引き、施肥、害虫退治、収穫、と美山楽舎に通って管理をしなければ成りません。
 年間計画も必要です。
 先ずは、夏野菜の管理予定を截せました。



  
  地球温暖化ストップは世界共通の課題です
 美しい地球をとりもどしましょう
 身近なところから自然環境を見直していくことが最も大切なことと思います。
 KANTAではJAFSと共同で堺第7ー3区(産業廃棄物の埋立地)をグリーンにという構想の下、植林を始めました。
 まずは苗木を育てることからはじめています。
 皆さんも是非ご家族の記念日等、記念植樹をされませんか。
 植林は次の世代への大きな贈り物でもあります。
森になるのが楽しみです。 
木を植え、川をきれいに、ゴミを出さない捨てないこと、一緒に進めていきましょう。将来KANTAで、「エコボランティアポイント」を発行し地球にいいことをどんどんやって行きましょう。
 皆さんのアイデアと企画のご意見を
   お待ちしています。
 
美山楽舎の全貌をご紹介します!プチ田舎暮らしをお楽しみ下さい!
山楽舎にはKANTA会員さんのお名前のみが書かれたノートが置いてあります。来舎の折に日付を記入し、お名前に○印を付けてください。(学校の出席簿のようですね)もちろんご同伴の方のお名前は別に記入欄を設けています。あなたのお名前を見つけてください。  
家屋全景 リフォームされたトイレ・バス・洗面

のびのび ☆ ゆっくり ☆ ゆったりと・・・
 美山、山椒ボランティアとして六月四日から五日の日程で7人が一泊。
 利用第一号の栄誉を授かった。
 築百三十年の今春新装になった古民家は、濃い緑に包まれてしっとりと迎えてくれた。入ってまずその大きくゆったりと広い空間に驚く。機能追求型のコセコセマンションに較べ土間のたたきに始まって続く、座敷や天井はどこまでも広々として高く悠揚せまらざる感じ。台所、風呂場、トイレが全く新しく好感度抜群。全山、緑したたる美山のたたずまいの中で心身ともにのびのびゆったり、感じとれる憩いの空間である。

                 JAFSダーナーズクラブ代表:
寺岡 源司
 美山楽舎改装基金寄付者ご芳名
ご支援頂き誠に有難うございます。
平成20年4月1日〜21年4月31日 (順不同・敬称略)
 関目 実
 小西 勝人
 小浜 喜代子
 山本 裕子
 草加 節男
 村田 津代子
 内海 初子
 麓 忠司
 天野 由紀代
 北崎 忠良
 吉田 俊朗
 藤間 孝子
 古賀 旭
 松江 照子
 岩崎 準一
 木下 四朗

<美山地区より>
 大内地区
 内久保地区
 内久保公民館
 外田 誠

王陵の谷レポート   常任理事 三宅 律子
 
3月7日、午前10時に上ノ太子駅に集合しました。暖かい日でお天気も上々、この上ないツアー日和になりました。「太子・和みの広場」でボランティアガイドの方々と合流。ここは、聖徳太子十七条憲法の石碑や府指定文化財「松井塚古墳石棺」や「尼ヶ谷古墳石室」など随所に歴史的モニュメントや考古資料を配置し、叡福寺や聖徳太子墓のある歴史的景観を活かした広場で、ここで少し説明を受けて、ツアーの予備知識も得られ、まさしく町内の史跡見学の起点としてはふさわしい場所でした。また、毎月第三日曜日には聖徳太子にちなんだ住民手作りの青空市「聖徳市」が行われるとのことで、ここ地元では本当に聖徳太子が今も生きて親しまれているのだと実感。ちなみに駅名の「上ノ太子」は、聖徳太子廟のある叡福寺を指すのだとわかり、すごく納得。

 さて、その叡福寺から本格的に(?)ツアーが始まりますが、このお寺は、聖徳太子がこの地に廟を造ることに決め、推古28年(620年)に墓所を造営したと言われています。太子の生母である間人(はしひと)皇后、太子と妃の膳手(かしわで)姫がこの墓に葬られたとされ、廟は三骨一廟の陵墓になりました。元年(七24年)に建てられたのがこの叡福寺であると言います。
 叡福寺を後にして、西方院、用明天皇陵、推古天皇陵、二子塚古墳、小野妹子の墓などをめぐりました。 西方院は日本最古の尼寺であると言われ、『河内名所図会』等に見える伝承によれば、622年に聖徳太子が死去した後に出家した三人の侍女により、聖徳太子廟がある叡福寺の門前に創建されたといい、聖徳太子作の阿弥陀如来像を本尊として遺髪を納めたと伝えられています。
 巧みに生かした一辺60mほどの方形墳で、規模、構造とも飛鳥の石舞台古墳と共通点が多いといわれる墳墓です。
 まさしく太子ゆかりの地。このあたりは春になると満開の桜が美しいそうなので、是非また訪れてみたいところです。小野妹子の墓は科長(しなが)神社の南側の小高い丘の上にあり、楕円状の小さな塚です。百段の石段を昇った山の中腹にあり、眺めがとてもよく、推古天皇陵や二子山古墳が真下によく見えました。休憩所やトイレも完備されています。ここで昼食にしました。

 最後に訪れた妙見寺は偶然立ち寄ったところですが、快く本堂を開けてくださり、恐縮する私たちに、「多くの人に参ってもらう方がいいから」と、秘仏といわれる十一面観音を惜しげもなく見せてくださいました。とても嬉しい締めくくりになりました。
 地元では、太子さん、妹子さん、推古さんなど、天皇や遣隋使が親しみをこめて呼ばれているそうで、歴史が身近に生きている町でした。太子町に、まだまだ見どころはたくさんあるようです。いずれ王陵の谷ツアーの続編を行いますので、次回はもっと多くの方々と一緒に史跡めぐりができるのを楽しみにしています。
  
筍掘りに参加して   会員 松江 照子
 
4月5日は良い天気に恵まれラッキーでした。
 参加者60名(家族連れ、お婆ちゃんとお孫さん、友人同士)が南海高野線金剛駅に集合、そこからグリーンスカウトやアジア協会の有志の方々の車に分乗、筍山まで送ってもらいました。
 既に、現地では先発隊(グリーンスカウト、カンタ役員)が先日から準備にかかり、カマドや調理台、クラフトの作業台、テント等が準備されていました。
 グリーンスカウトの代表「竹さん(山竹継男)」から挨拶と注意があり、いざ竹林へ出陣。しかし、素人の悲しさ、中々見つけられません。
「たけのこさん、たけのこさん、どこですか?」と、子どもの声。ホント、呼びかけて「はい、ここですよ」と言ってくれたら助かるのにネ。でも本当は土の中から「ホラ、ココ、ココ」と言っているのに見つけられないのかも…。

  枯葉の下や、柔らかそうな土を掘り返し私も見つける事が出来ました。ただ、簡単には掘り出せません。硬い、硬い竹の根の間から頭だけを出しているのを途中から折らずに掘り出すのは大変な力仕事です。参加者の中には見事な竹の子を掘り出す人もいました。
 一時間ほどで引き上げ、今度は竹でクラフト作りです。
太い竹を切り、竹の箸や竹の皿、竹のコップを作りました。その間に筍料理が出来上がってきました。
 さんさんと降り注ぐ太陽の下、そよ吹く風も心地よく、竹の箸、お椀、お皿で食べる御飯は格別でした。
 《献立表をご紹介しましょう》
筍御飯、若竹のおすまし、竹の子の刺身、焼き竹の子田楽、姫皮の梅肉和え、蕗味噌、山椒煮、焼き鳥、おまけにデザート二種、本当に本当に満足な一日でした。
 企画下さった、グリーンスカウト、KANTAの役員さん、本当に有難うございました。
 
   
改装基金募金要項
雨漏りが激しく、一番急がれていた屋根の修理も終わり、風呂・洗面所・トイレ等の設置も済み宿泊が出来るようになりました。
まだまだ、改修しなければならない箇所が沢山あり、引き続き募金をお願いしております。
※修理予定箇所:2階雨戸・畳・1階,2階床・家屋周り
T.募金目標 (第二次目標500万円)
 A.畳一枚分寄付1万円 B.その他金額自由 
※ご寄付はJAFS事務局又はKANTA事務局で受付けてお ります。ご寄付者のお名前を屋内に掲示し、永く感 謝の意を伝えます。
T.技術者募集。( 趣味を活かしませんか)!
家屋修繕・配管・電気・掃除等,特殊技術をお持ちの方は是非ともお手伝い下さい。
美山楽舎では、周囲の畑で野菜などを作り、現代風な機械類を廃し、昔ながらの生活が出来るよう工夫してエコ生活を楽しみましょう。