KANTA通信 2006.1 No.53
 関西ナショナル・トラスト協会
(KANTA)
編集・発行/
(特活)関西ナショナル・トラスト協会(KANTA)
発行:沖田文明 編集:KANTA広報室
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 関西の美しい水田風景や山林、歴史景観と生活環境を守る運動
特定非営利活動法人 関西ナショナル・トラスト協会
  
  残そう日本の美 (身の回りの自然)を!
   ―KANTAと私―  
KANTA 総務理事:村上 公彦

世界に誇れる伝統的工芸美術や文学は日本人の繊細さに基づくものであります。この日本人の繊細さや情感の細やかさは日本の環境、四季折々の豊かな自然の営みの中で育てられたものと言っても過言ではないと思います。日本の自然の美しさや風土に根づいた暮らしとその心を謳った童謡・唱歌は日本人の心、情操を育てて来たのです。
 残念ながら、高度経済成長の下での日本の自然の破壊とともに、童謡・唱歌は歌われなくなって来ました。歌の中身と現実が合わなくなってきたと言うのがその理由です。
 懐かしい風景としての「春の小川」や「菜の花畑」又、「白砂青松」の海岸が年々少なくなって来ています。加えて、昔の優れた建造物もまた少なくなって来ています。KANTAは身の回りの自然を守るだけではなく、修復にも力を入れていくべき運動にすべきだと思います。
 そのことが、とりもなおさず日本人のこころの回復運動につながると確信します。自然の回復には第一次産業、農林水産業を大切にすることからはじまるのではないでしょうか。A.トフラーは第三の富、知識の富を強調していますが、すべての生存の基盤である自然なくしてわれわれの存在はありえないと確信しています。
KANTAは知識力ではなく、人間力にもとづく活動でありたいと願います。
 日本の農業★農村は絶滅寸前!
                 田中 恒夫


 農村の過疎化、高齢化、後継者の不足は目前です。五〜一〇年で日本の農村は崩壊します。
森林は手入れされず、ちょっとした雨、雪、風などで木は倒伏、
崩れが起こります。 人災です。

 作る人がいない耕地は荒れ、シカ、イノシシなど被害急増。
 少しの雨で河川、田畑は流失これまた人災です。
 自然環境を守り、安全な食べ物を作るKANTA運動を進めましょう。
 
    KANTAから 自然環境保全運動の再発信
                            中岡 健生

 高度情報化時代の中で、忘れてはならない人と人のつながり「人情」や「思いやり」と言った心の豊かさを見直そう。
 そして、良い自然環境、歴史環境を私たちの子供、孫達に残し素晴らしい先代の遺物をいつまでも維持、保全を呼びかける組織として、活動を続けて行きます。

 KANTAの活動は忘れかけていた事を思い出させてくれる事を信じています。
 このような時代に一人でも多くの思いやりを持った人が増えればと思っております。
   私の「環境学習事始」
           北村 高保

 私の環境学習事始はアフリカで始まりました。
1989年、アフリカ3カ国の青年海外協力隊の活動を見学し、90年にはサハラ砂漠南縁のサヘル地域の砂漠化防止協力事業に携わり、市民代表と共にセネガルにおいて植林活動を行いました。

 こうした活動を通して私の環境問題への関心が高まりました。
 その後、活動を疎かにしてきましたが、今年からまた微力ながら何かのお役に立てればと思っています。

              人間は地球の癌?
 
                            岩崎 準一

 人間は多くの命を奪わなければ生きてはいけない。 牛や豚や鳥や魚等の命の収奪の上に人類の生存が保たれている。広い意味で言えばキャベツや人参や芋等の野菜でさえ植物の全てが命を持っている。食物連鎖の頂点に立つ人間が生存のための営みを続けることによって、やがてこの地球の全ての命を破壊し尽すであろうと言われて久しい。
 それは、癌が寄宿する肉体を滅ぼし尽すのと似ているように、人間の存在は地球の癌のような病巣であるかも知れない。広がり続け、侵し続けやがては母なる地球をも滅ぼすに違いない。
 これは遠い未来や、遠い他国のことではなく今、我々の身近に起こっていることである。
 今、我々の身の回りを見ても残された僅かな資源を保存し、守っていく事がどれほど大事なことか気付いている人は多くても、いざ行動に移す人は少ないように思う。
「カンタの運動」がこんな世界に少しでも警鐘になればと思う。
日本昔ばなしでてくるような風景を残したい
  三宅 律子


 私は「日本昔ばなし」に出てくるような風景が大好きで、竹やぶ、雑木林、名もない草花などに会いに、よく山に出かけます。が、いくら登っても目の高さに新しい民家があって驚かされます。 山地の開発、宅地造成の波はとどまるところを知らず、このままでは山だけではない、私たちの生活や心の中の大切な部分が切り崩されてしまう。

 新しいものを受け入れつつ現在あるものが次世代に受け継がれるよう、今年は新しく一歩を踏み出し、具体的な活動を始めたいと思っています。
  
          環境保護こそトラスト運動の原点
                           有元 三吉

 
七月の豪雨、八月の猛暑続きとやっぱり今年も異常気象でした。
 極地方の氷床減少やツンドラ地帯の永久凍土の解凍が進行し、身近ではクマゼミの生息分布が年々北上していると言われています
 そして、COP3での約束事が達成されないままに、早くも“ポスト京都議定書”が論議されています。

 ナショナルトラスト運動は何を保全し、なにを後世に残していくか、そのためにどう対応していくかです。
 環境保護は運動の原点ではないでしょうか。

 
私のライフワーク
     岡村 悦治


 私は広告代理店業界の職にありましたが、1992年ブラジルで開催された『地球サミット』(国連主催)のNGOフォーラムに参加、大きなカルチャーショックを受けました。
 その後『福祉を含む環境文化』をキーワードに、ライフワークに努めています。
 この事から今度、当協会の活動に参画させて頂くことになりました。
 どうぞ宜しくお願いいたします
改装基金募金要項
T.物件概要
 1.所在地:京都府南丹市美山町内久保
 2.二階建て農家(築後約100年)
 3.建坪約160平米(約40坪)
 4.敷地約1,063.8平米(約322坪)
U.募金目標 (第一目標700万円)
 内訳
 1.購入価格:200万円
 2.第一次改修費用屋根300万円、内装200万円
V.一般寄付
 A.一口100万円  B.一口50万円 C.一口30万円
 D.一口10万円  E.一口 5万円  F.一口 3万円
 G.一口 2万円  H.一口 1万円  I .金額自由
W.指定寄付
 A.畳一枚分寄付1万円 B.屋根瓦一枚分500円
※ご寄付はJAFS事務局又はKANTA事務局で受け付けております。
 家屋修繕・配管・電気・掃除等特殊技術をお持ちの方は是非ともお手伝い下さい。
振込先 郵便振込:00910-1-250128
    特定非営利活動法人   関西ナショナル・トラスト協会