KANTA通信 2006.7 No.52
 関西ナショナル・トラスト協会
(KANTA)
編集・発行/(特活)関西ナショナル・トラスト協会(KANTA)
発行:沖田文明 編集:KANTA広報室
〒550-0002 大阪市西区江戸堀1-2-16 官報ビル5階
 (社)アジア協会アジア友の会内
TEL 06-6444-0587 FAX 06-6444-0581
E-mail Kanta@jafs.or.jp

 
関西の美しい水田風景や山林、歴史景観と生活環境を守る運動
特定非営利活動法人 関西ナショナル・トラスト協会
  
関西ナショナルトラスト代表理事に就任して

KANTA 代表理事 沖田 文明

                平成18年度は2年に一度の特定非営利活動法人、関西ナショナル・トラスト協会の理事役員の改選年度に当たり、5月13日(土)の第7回通常総会においてH18年度・H19年度新理事が決定し、6月17日の全体理事会において新執行体制が決まりました。
 その全体理事会において再度代表理事に就任いたしました。藤間理事の後を引き継いで過去2年間代表理事をさせて頂き、KANTA通信、KANTAホームページの充実、スタディツアー等に成果をあげてきました。又KANTAが設立以来、継続して取り組んでおります和歌山県熊野川町のよみがえれ森に於いて、町長、町民参加のもとにKANTA10周年記念植樹を行い、楢、山桜、ヤマモモの木を植えてきました。10年前に植えたヤマモモは6〜7メートルぐらいに成長しています。
 しかし、まだ会員が大変興味を持って積極的に参加してもらえる企画も少なかったのではないかと反省しております。
 今年度からは新理事による新たな執行体制を構築し、新しい視点を持ってKANTAの運営に携わって行く覚悟であります。具体的にはKANTA通信にあるように、代表機関、運営機関、活動推進(自然環境・歴史・生活・スタディツアー)、KANTA紙編集・広報に各担当理事に就任していただき、各自職務を遂行していただく体制を整えました。
 そして今後会員の皆様の求心力を高めるためにも、ナショナルトラストの目的であるトラスト物件の取得、また企画力を挙げて、事業の推進、広報の充実に取り組んでまいりたいと考えております。

2006年度KANTA
第7回通常総会報告◆新体制のもと、更なる飛躍を!
  
 去る5月13日(土)大阪市西区にある、官報ビルにて、第7回通常総会が開かれました
平成17年度収支決算
平成17年4月1日〜平成18年3月31日
収入の部 (単位:円)
費 目 予算額 実 績 差 額
会 費 1,750,000 1,377,000 -373,000
入会金 20,000 3,000 -17,000
諸収入 990,000 411,400 -578,600
寄付金 100,000 5,000 -95,000
補助金・助成金 200,000 169,018 -30,982
KANTA基金より繰入     632,503 632,503
当期収入合計 3,060,000 2,597,921 -462,079
前期繰越収支差額 32,000 32,578 578
合 計 3,092,000 2,630,499 -461,501
支出の部 (単位:円)
部門および費目 予算額 実 績 差額
1、事業部門 1,030,000 1,033,956 3,956
調査・研究事業 80,000 10,310 -69,690
部会事業実施費 530,000 233,053 -296,947
 @自然環境部会 250,000 2,940 247,060
 A歴史環境部会 80,000    -80,000
 B生活環境部会 50,000    -50,000
 Cスタディツァー&ツァー部会 150,000 230,113 80,113
全体事業 100,000 496,459 396,459
広報活動 320,000 294,134 -25,866
2、事務部門 1,362,000 1,030,798 -331,202
 @事務用品費 50,000 65,139 15,139
 A人件費 200,000 87,600 -112,400
 B旅費・交通・通信費 350,000 273,839 -76,161
 C手数料 190,000 140,662 -49,338
 D家賃・会議室使用料等 390,000 373,358 -16,642
 E)負担金・補助金等 70,000 60,000 -10,000
 F備品購入費 40,000   -40,000
 G特別費 30,000   -30,000
 H予備費 42,000 30,200 -11,800
3、基金積み立て 700,000 550,800 -149,200
 当初支出合計 3,092,000 2,615,554 -476,446
 当期収支差額 0 14,945 14,945
合 計 3,092,000 2,630,499 -461,501
次期繰越収支差額   14,945  

 
 平成17年度事業報告並びに決算報告、会計監査報告が行なわれ、引き続き平成18年度事業計画、予算案が発表され、それぞれ承認を受けました。また、平成18年6月30日を持って任期満了となる役員の後任候補者の推薦が行なわれ全員異議なく承認されました。
 総会後、懇親会が開かれ新体制のもと更なる活躍と会員の方々による参加を期待して閉会しました。

<2005年度事業の実施状況>
2005年度KANTA活動は、各部会の活動計画立案の体制が弱く情報提供が遅れ勝ちのため参加者が少ない等反省点が多くあったが以下の行事を行なうことができた。

1.自然環境部会
  「よみがえれ森」熊野植林
2.スタディツァー&ツァー部会
  「住吉大社」見学会
3.全体プログラム
  揖保川源流モニュメント設置運動に協  賛参加
  スタディツァー&ツァー2005 英国お よびフランス
  「近江八幡ヴォーリズ建築」見学会
  「大土地神楽と奥出雲」見学会  
4 KANTA通信6回の発行

以上の活動全般を通して事務局体制を 見直していき、今後「ナショナル・トラスト」の運動基本方針を変えることなく会員増強を図り活動していくことを確認して次年度の事業計画につなげることとした。


平成17年度KANTA基金会計
収入の部 支出の部 
前期より繰越 10,661,351 次期繰越 10,579,784
通常会計より繰越 550,800 (銀行預金) 7,605,840
受取利息 136 (郵便預金) 2,971,944
     (郵便振替) 2,000
    貸付金 632.503
合 計 11,212,287 合 計 11,212,287
  
貸借対照表
平成18年3月31日現在
貸し方 借り方
普通預金
(UFJ銀行)
7,612,959 KANTA基金 10.579.784
郵便貯金 2,971,944 通常会計繰越金 14,945
郵便振替口座 4,930    
現金 4,896    
合 計 10,594,729 合 計 10,594,729
  
 KANTA平成18年度事業計画
基本方針 設立当初(1992)の目的に戻り、JAFSの会員自主活動として位置づけJAFSとの連携強化を計る。
活動標語“地域の自然と伝統文化を見直そう”

《活動・事業計画》
1、会員研修の強化
  KANTA―その理念と目標の再確認
  隔月にKANTA研修例会の開催
2、KANTA活動の象徴的拠点となる物件の確保
  例―京都・美山町(藁葺き集落が現存地区)などに拠点を確保する。
3、会員拡大運動の展開
  本年度会員目標を120名とする
4、定例活動の定着化を計る。
  参加人数に拘らず会員参加型のプログラム(主として、野外活動)を定例化する。
5、各地の自然環境保護団体との活動提携を積極的に取り組む。
6、JAFSの自然環境保全プログラム(特に、国際グリーンスカウト運動)と共同・提携支援する。
7、その他、必要と思われる活動を随時企画する。
《運営組織及び事務局》
1、運営組織の能力強化を計る。
  1)理事会−事業の活性化と活動推進能力の拡大を図るため経営能力の高い執行部体制作りをする。
    (15〜20人程度)
  2)活動別分科会(現行部会)の分類見直し―求心力ある実質的行動部会とするために活動ジャンルの再編を計る。
  3)広報活動の充実。
2、事務局体制の整備を図る。
  1)事務局長の下に(会員、企画、広報、事業等)事務作業班を置く。
  2)会計の事務処理を明確にするため会計担当理事を設ける。
  3)日常事務処理作業のサポーターとして、JAFS会員自主活動の担当スタッフが事務を補佐する。2005年度事業の実施状況

 
18年度の役員名簿
役 職 氏  名
◎代表理事 沖田 文明
◎副代表理 中嶋 昭八
◎副代表理 北村 高保
◎理事総務担当事務局長 村上 公彦
 理事(総務担当) 岡村 悦治
◎理事(財務担当) 中岡 健生
 理事(財務担当) 石原 基義
◎理事(歴史環境担当) 有元 三吉
 理事(自然環境担当) 下野 健志
 理事(生活環境担当) 松井 寿之
 理事(生活環境担当) 岡田  一
 理事(生活環境担当) 田中 恒夫
 理事(歴史環境担当) 西田 貞之
 理事(広報担当) 寺西 浩章
 理事(広報担当) 三宅 律子
◎理事(広報担当) 岩崎 準一
 監  事 村田 朋昌
 監  事 岡田 昴
◎印は常任理事
KANTA18年度行事予定表
定例理事 カンタ行事 自然環境 歴史環境 生活環境
エコライフ
4月              
5月                
6月 常任理事会
6月17日
KANTA通信
発行
      
7月 常任理事会
7月4日
  伊吹山
スタディツアー
  7月30日
     
8月            
9月 全体理事会
9月2日
  美山
スタディツアー
  9月3日
    
10月 常任理事会
10月3日
 
10月14日
   
11月 常任理事会
11月7日
  美山芦生原生林
スタディツアー
   
12月 全体理事会
12月
2日
  よみがえれ森    
1月 常任理事会
1月9日
       
2月 常任理事会
2月6日
       
3月 全体理事会
3月3日
       
 
花の名山伊吹山自然環境スタディーツア
実施日 :平成18年7月30日(日)
集合場所:大阪地下鉄肥後橋駅1B出口上る山下ビル前集合
集合時間:午前8時
募集人員:8名(車2台に分乗して行きます)
コース :阪神高速→名神関が原→伊吹山ドライブウエイ→伊吹→山山頂→山上探訪→帰途→
     15時30分帰阪
会  費:3,000円
持 物 :弁当・雨具
申込み先:06−6444−0587(担当:佐藤)
当日は伊吹山自然観察会事務局の方がガイドして下さるそうです。
伊吹山は花の山と言われるほど、多くの花が咲き乱れ、西は日本海から東は日本アルプスから風の影響を受けて、花の種類は大変多く、昔より薬草の宝庫とも言われております。
 山頂へは駐車場からハイキングコースになっておりますので、どなたでも気軽に登山気分を味わうことが出来ます。奮ってご参加下さい。
入会のご案内 編 集 後 記

       会員になって下さい !
 本会の活動は、基本的に皆さんの会費や寄付で成り立っています。一人では出来ないことも多くの人が集まればなしとげることができます。
 正会員 :        年額一口  12,000円
 賛助会員:        年額一口  12,000円
 協力会員:        年額一口   5,000円
 ジュニア会員:(18歳以下)年額一口 3,000円
 団体正会員      年額一口  50,000円
 団体賛助会員     年額一口  24,000円
 団体協力会員     年額一口  12,000円
 KANTA会員数(平成18年4月25日現在)
 
  正会員    96名
   賛助会員  23名
   協力会員   7名
   学生会員   3名
      計   129名
▽前任の方の大変な努力により五十一号という歴史を刻まれて来られた事に敬意を表します。この流れを途絶えさせないように続けていかなければと、責任の重さを痛感しております。

▽日本のナショナルトラスト運動の歴史は、発祥の地イギリスに比べ余りにも浅く、自然を守ろうとする市民の意識はまだ低いのではないでしょうか。

▽KANTAは今、市民意識の啓蒙に努めていく草の根の団体です。多くの人の協力をお願いする次第です。

                (岩)